【要約】 がんばらなければ病気は治る〜その理由がわかる〜

2021年6月20日

√こんな人に読んでもらいたい

・ 病気がなかなか治らない

・ いろんな方法を試しているけど変化がない

・ こんなにがんばっているのに、、、

 

と思っている人に対して

√この本を読むことで

がんばらなければ病気が治る理由がわかる

書籍になっていると思います

 

著者のプロフィール

著者:樺沢紫苑

 

精神科医の先生で個人的に大ファンな先生の1人です

アウトプット上手な樺沢の先生は

  • 毎日、午前中は執筆時間で年産冊の本を出版
  • メルマガYouTube Facebookブログ毎日更新
  • 月6回の病院診察
  • 月20冊以上の読書と書評を公開
  • 月2、3回のセミナー、講演活動

この量をこなすスーパードクターです

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本の概要

頑張って病気を治そうと思い続けると

逆に病気は治らなくなると言われています

 

この本では自分の病気を受け入れると言うテーマで 書かれていて

自分の病気受け入れることができれば

それだけで自然治癒力のブレーキが解除されて病気が治っていく

ということがわかる書籍になっています

 

なので僕がこの本を読んで参考になったところを簡単に紹介させていただきたいと思います

 

そして頑張らなければ病気が治り理由が3つ

 

  • ストレスが逆に増える
  • 自然治癒力が高まる
  • 思考法だけでも頑張らなくなる

 

これら3点について解説していきます

ストレスが逆に増える

病気と戦うことがNGです

 

病気と戦おうとしないというのがこの本の主張です

 

その理由は逆にストレスが増えてしまうからです

 

ストレスと戦うとアドレナリンやコルチゾールといったホルモンが体の中で分泌され続けます

 

そのホルモンが分泌されるとどうなるかというと

  • 夜間にリラックスできない
  • 睡眠障害を引き起こす
  • 免疫力が低下する
  • うつ病になりやすい

などといったことが起こる可能性もあります

 

毎日ストレスが長期化することで

病気が治らなくなる、もしくは悪化させる原因になってしまうようですね

自然治癒力が高まる

病気を治すためには自然治癒力を高めることが必要不可欠です

 

自然治癒力といってもどうやって高めればいいのかわからないと思います

 

ここでは自然治癒力を高めるために

心理的ストレスを取り除くことが必要だと言うのが1番効果的なようです

 

病気になった患者さんが抱える心理的ストレスの大部分は「否認」によって起こります

 

「否認」が自然治癒力低下の原因になっている可能性が高いんです

 

そのためには、不安を取り除いたり安心できるような状況になることが1番大切です

 

では安心に必要なものは何かって言うと

  • 信頼
  • 時間
  • 情報

 

初めてかかったお医者さんを信頼する事はなかなか難しいですよね

 

でも最初の医者を信じられないのは当然なことなんです

 

信頼を集めるのは時間が必要なんです

 

また相手の言っていることが本当かどうかわからないと不安になることもあると思います

 

お医者さんを信頼できない話で言えば

自分にその情報がないと

言っていることもなかなか信用できないですよね

 

だから不安の要素としては情報不足というのも要因の1つとして挙げられます

 

医学的知識をたくさんつけろとまでは言いませんが

不安になることのほとんどは情報不足からなるものです

 

例えば読書をして情報がたくさん持っている人っていうのは

不安になることが少ないと言われています

 

これらのように不安をなくすためには信頼と時間と情報が必要と言うわけですね

思考法だけでも頑張らなくなる

ここで僕が1番伝えたい事は

病気はなかなか治らないと言うことを理解すると言うことです

 

その理由は病気はなかなか治らないと理解することができれば

頑張って病気を治そうとしなくなるので

体にストレスが溜まりにくくなります

 

病気を受け入れるために必要なことと言うものがあります

  • 表現する
  • 日記を書く
  • 回復した後を知る
  • 症状を数値化する
  • 笑う

表現する

例えば子供が注射で痛い痛いと泣き叫ぶことがあると思います

これはストレスをできるだけ少なくする理にかなった方法です

 

大人で言えば自分の病気が辛いのかどうかと言うのを

表現することで不安を取り除くことができると言われています

 

またある実験では

痛みを表現したグループでは痛みが少し和らいだと言う研究結果が出ています

 

感情を表現することが病気の予防や進行を防ぐ可能性があると言うことです

 

きっとこの本を読もうとしてる皆さんは

表現することが非常に苦手だと思います

 

僕も表現が非常に苦手で

病気をがんばって直そうとする人ほど

根性でなんとか するしかないと思っている人が多いです

 

だから自分の症状のことをぜひ表現してみて下さい

 

日記を書く

表現のために最も簡単で効果がある方法

それが日記を書くことです

 

日記は感情を頭の中から外に出す

うってつけの方法です

 

背負っていた重荷を下ろすことができる簡単な方法なんですよね

 

メンタルを安定させる方法だったりする書籍をたくさん読んできていますが

日記を推奨する書籍やたくさんあります

 

似たような本を見てみるときっとわかると思います

 

なので効果的な方法なはずです

回復した後を知る

病気の治療はいわば登山です

 

頂上までの道筋がわかっていれば危険は回避できるというのが

これが回復した後を知ると言う方法です

 

自分が目指すゴールがどこにあるのか?

どんな状態がゴールであるのか?

 

この情報があると不安は少しでも少なくなるでしょう

症状を数値化する

症状が1番悪い時は0

良い時は100だったときに

 

今は何点かと言う数値化をする方法です

 

どうしても自分の症状が今まで1番悪いかのように表現してしまうことがあります

 

数値化することで前よりも体の調子が少しずつ良くなっていると言うことを実感できるように

この症状を数値化する方法は非常に有効だと思います

 

なので今の状況が最悪と捉えずに

前に比べてどれくらい良くなっているのか

ポジティブに捉えられるようになれると最高ですね

 

笑う

笑顔の効果は絶大で

  • 免疫力の向上
  • 痛みの緩和
  • ストレスの軽減
  • 幸せになれる

 

などといった効果があると言われています

 

きっと病気をがんばって直そうとしている人は

最近笑顔が少ないのではないでしょうか?

 

笑うだけでもこれだけの効果が期待できるので

自分の楽しいことをやってみたい事に挑戦してみてもいいかもしれませんね

 

まとめ

 

今回は

・ 病気がなかなか治らない

・ いろんな方法を試しているけど変化がない

・ こんなにがんばっているのに、、、

 

というお悩みに対して

この本を読むことで

がんばらなければ病気が治る理由がわかる

という話をさせていただきました

 

 

 

僕はこの本を読んだ後頑張ってパニック障害とうつ病を直そうとしなくなりました

そのおかげで自分の病気を今でも受け入れるようになれたと思っています

 

受け入れるようになってから

体の調子は受け入れる前に比べたら全く別人のようになっています

 

ただ状況受け入れられるようになるためには時間が必要です

 

受け入れようと思ってすぐに受け入れられるものではありません

なので少しずつでいいので この本に書いてあることを実践して

病気を治す事に全力を尽くさないでいただければなと思います

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