√こんな人に読んでもらいたい
・ 毎日忙しくて自分の時間がない
・ でもたくさん仕事をして昇進しないと
・ 1日が24時間以上あればいいのに
このようなお悩みを持つ方々に対して
√この本を読むことで
仕事における時間汚染に打ち勝ち、「毎日忙しい」がなくなる
方法が分かる書籍になっています
本の概要
「毎日忙しくて時間が足りない」
と思う人は多いはず
特に真面目な性格の人こそ
時間に追われている人が結構多いような印象です
僕も一つ一つの仕事のスピードはそんなに速い方ではありません
だから同じようにもう少し1日の時間が長ければと思う事はたくさんありました
ただこの本を読むことで仕事における時間汚染に打ち勝ち、「毎日忙しい」がなくなる
書籍になっています
その理由が3つ
- 忙しい人は仕事ができるわけではない
- 通勤時間のストレスから解放される
- 仕事中の時間汚染に立ち向かうことができる
この3つについて具体的に解説していきたいと思います
忙しい人は仕事ができるわけではない
ここで1番伝えたいのは
忙しいからといって仕事ができるわけではないと言うことです
その理由は
- 細かい作業が多くて集中力が続かない
- 長時間の労働で脳の働きが下がる
- 働き過ぎて体調が悪くなる
からです
細かい作業が多くて集中力が続かない
ミシガン州立大学の実験では
1日にジャンルが違う作業をいくつも行うと
それぞれのタスクを達成する確率が25%下がった
と言う結果が出ています
1日に様々な作業を詰め込むことで
かえって集中力が続かず仕事効率が悪くなる可能性があります
例えば何か他の仕事をしていて、急にジャンルの違う作業を行うと集中力が切れてしまうことってありますよね
切れてしまった集中力を戻すためには15分かかると言われています
なので作業するたびに15分のロスがあっては作業効率が悪くなってしまいます
また、人間はマルチタスクができないと言われています
だからいちどにやりきることが非常に大切です
長時間の労働で脳の働きが下がる
長時間労働は非常に効率が悪いです
長時間労働することで脳の機能が落ちると言われています
例えば
1週間に30時間以上働くことで認知機能にマイナスの影響が出ます
1週間に60時間以上働くことで無職と同じ認知機能に下がるとも言われます
このことから長く働くことのメリットってほとんどないんですよね
1週間の適切な労働の時間は
女性で22時間から27時間
男性で25時間から30時間だと言われています
これくらいが人間の働くベストな時間です
でもこれを見てお気づきの方もいると思いますが
1日8時間労働を週5日間やったら合計で40時間
現在の日本で一般的な週休2日制では、 不可能な時間になってしまうんですね
だから、集中力のいる作業は週の初めに終わらせておくことや
休日の翌日に行うなど対策が必要です
働き過ぎて体調が悪くなる
近年過労死してしまう日本人の数は増えてきていますよね
その要因になるのは働きすぎです
1週間に41時間から48時間働くことで脳卒中のリスクが10%上がる
1週間に55時間以上の労働で脳卒中のリスクが33%、心筋梗塞の確率が13%上がると言われています
結構怖いですよね
怖いですしこれに当てはまる人は意外と少なくないです
1週間に41時間から48時間と言う事は1日1時間程度の残業しただけで
脳卒中のリスクが上がることになってしまいます
忙しさがここまで体調を崩してしまう要因は
仕事のストレスが大きいのに加えて、睡眠や運動の時間が少なくなるからだと考えられています
今の厚労省の基準では、月80時間を超える残業時間を過労死に認定しています
しかし実際はこのラインよりも手前の段階から、体が少しずつ壊れていくようです
時間不足は錯覚に過ぎない
忙しい人ほど有能なのは嘘で、やることが多い人ほど生産性が低い
結論から言えば、あなたの時間不足は錯覚です
時間の使い方が悪い可能性が非常に高いです
ではどうすればいいのか?と言うと
時間ではなく行動で自己管理することが大切です
例えば
「今日は執筆を3本と瞑想1時間する」
といったように最低限やる行動を決めたら
時計を見ずに作業にひたすら取り組むようにしましょう
通勤時間がストレスから解放される
通勤時間が長時間になると体への負担は大きいです
不動産情報によると通勤に片道平均58分
そのうち27%は寝て過ごしていると言われていてます
電車って眠くなってしまいますよね
さらに、 電車の中で何か作業しようと思ってもなかなか集中できませんよね
昔、電車通勤をしていた時に僕もよく寝ていたし
何か作業しようと思っても結局スマホが気にになってYouTubeを見てしまうといった感じでした
やはりこれでは時間の無駄遣いどころか
ストレスもどんどん溜まっていくばかりでしょう
ドイツの調査では、長時間通勤のストレスは年収40%アップしないと釣り合わないと言われています
例えば年収400万円であれば560万円に相当すると言う事
長時間通勤は160万円をドブに捨てていることになるんですよね
健康被害
また、長時間の通勤は健康にも影響があります
代表的なのが睡眠時間が減ってしまうこと
ブラウン大学の研究では、通勤時間1分増えることに0.2205分睡眠時間が減ると言う研究結果があります
日本人の通勤時間の平均は116分
次に20日間出勤するとしたら
年間100時間の睡眠時間が減ることになります、、、、、
100時間の睡眠時間が削られるって聞いたらとんでもないですよね
日本はただでさえ睡眠時間が少ないと言われているのに
通勤時間も長かったらより健康被害も出てきてしまいそうですね
通勤時間の問題を解決する
ではどうするか?
- 在宅勤務にする
- 自転車通勤にする
- インターバル読書
今回この書籍から参考になったお勧めする対策はこの3つです
在宅勤務
在宅勤務にはものすごいメリットがあります
昔は良いイメージがなかったでしょう
在宅勤務をすることでダラダラしてしまうとかモチベーションが下がるといったことを懸念して
在宅勤務をすることを躊躇してきた人も多いと思います
でも今では在宅勤務がかなり普及していますよね
- 従業員の満足度がアップ
- 仕事中のストレスが減る
- 作業のパフォーマンスが大きく改善する
在宅勤務にはこれらのメリットがあります
これだけメリットがあるので皆さん在宅勤務をしましょう…
ただ、そうもいかない人もたくさんいますよね
僕も病院と言う在宅勤務は不可能なところで働いているので
たとえ、ストレスが減るからといって在宅勤務ができるかというとそうではありません
自転車通勤をする
なかなか在宅勤務ができない人の場合、通勤方法を変えると言うのも通勤のストレスを軽減する方法の1つです
カナダの研究では、メンタルに負担の少ない通勤方法として 自転車通勤をお勧めしています
電車・バスで通勤する人よりも30%ストレスが低下すると言われています
ただ自転車通勤ではあまりにも職場が遠いと言う人がいるでしょ
そういった人たちはもし電車通勤をしているのであれば一駅分自転車で行ってみるとか
そういった対策をする時でもストレスが軽減するかもしれません
インターバル読書
「あいつはいつも電車なのにはつらつとしている」
「自分はぐったりなのに」
こんなこと思った事はありませんか?
通勤に強い人と弱い人の差は「目的意識」の違いだと言われています
通勤に強い人は仕事の準備、目的に向かった作業を行い
通勤に弱い人は音楽やゲームをその時間にする人が多いです
そんな目的意識を持って電車の中で何か作業したい
と思っている方にオススメの方法がこのインターバル読書
方法は
・好きな本を3分読む
・一分だけ目を離して、その間に読んだ文章を頭の中で要約する
たったこれだけです
このステップをワンセットにして、移動時間が終わるまで同じサイクルを繰り返します
この方法で本を読むと、細かいデッドラインが次々にやってくるため
心理学で言う「締め切り効果」が生まれて自然と集中力がアップします
さらに読書の間に1分の要約タイムを作ることで、ダラダラと読み流すよりも内容が頭に残りやすくなります
仕事中の時間汚染に立ち向かう
ここで1番僕が伝えたい事は時間汚染に立ち向かうと言うことです
その理由は
やろうと思っていた作業を中断されることで起きる「時間汚染」が問題だからです
その時間汚染をなくすためにはどうしたらいいのか?って言うと
「プレップ・ドゥ・レビュー」です
ハーバード大学の博士が考案した方法で
短いスパンの仕事や問題を対処するために生み出されたテクニックです
プレップ
- これから私は何をしようとしているのか?
- その行動の理由、目標、目的は何だろうか?
- その行動は、どのように行えば良いのだろうか?
- その行動は誰が関わるのだろうか?
- 目的を達成するのに必要な情報や人は何だろうか?
まだ準備段階で深呼吸してからこれが5つの質問を自分に投げかけてみます
時間は2〜3分で大丈夫
何か行動しようと思っていることから距離をおけば
心にゆとりが生まれ「時間汚染「から身を守るようになります
ドゥ
次に実行段階です
プレップで行った質問に対して自分がどんな行動を取るべきかわかったら淡々と実行に移しましょう
レビュー
最後に確認を行います
ここでも5つの質問を自分に投げかけてください
- いつどれぐらいの時間で目標達成したか?
- 準備通りに実行できたか?
- 目的を終えた結果、前に比べて何が変わったか?
- 準備を実行して何かわかったことがあるか?
- 次に同じことが起きたときにもっとうまくやれる事はあるか?
レビューの時間は5分も使えば大丈夫
最後に自分が達成した内容を再確認にすれば
次に同じような問題が起きてもストレスに悩みにくくなります
まとめ
今回は
・ 毎日忙しくて自分の時間がない
・ でもたくさん仕事をして昇進しないと
・ 1日が24時間以上あればいいのに
と言うお悩みを持った方に
√この本を読むことで
仕事における時間汚染に打ち勝ち、「毎日忙しい」がなくなる
書籍を紹介させていただきました
今(過去)の自分
この本を読む前は、 時間汚染してばかりの生活スタイルでした
一生懸命遅くまで仕事をしていれば、優秀になれるとすら思っていました
また、通勤時間や移動時間に対しての意識もかなり低くて
電車通勤だった頃何も目的意識を持たずに電車に乗っていて、うとうとしてばかり
本を読んで時間の大切さに気づいた
そんな自分がこの本を読むことで
「時間の大切さ」に気づきました
どんな行動すれば集中力が上がるのか?
集中力が高い状態で作業ができているのか?
集中力が低くなってしまう行動をとってしまえば
時間汚染になってしまいます
だからこの本読むことで、一分1秒の時間を高い集中力を保ったまま使えているかどうかを考えられるようになりました
今後の行動
- マルチタスクをしない
- 働きすぎない
マルチタスクをすることで集中力を高い状態にすることができません
ただどうしても2つのことを同時にやろうとする癖がまだあります
だからマルチタスクをしないように
1分1秒の時間を効率的に使えるようにしていきたいです
また、働きすぎることで健康被害も考えられますよね
結局健康を害してしまうような働き方をしてしまえば
時間汚染につながってしまいます
体調崩しながら仕事は絶対にできませんし、やったとしても時間の効率は悪い
自分の体調と相談しながら仕事の時間も調整していきたいと思います