【要約】 絶対にミスをしない人の脳の習慣〜ミスをしない方法を身に付ける〜

2021年7月2日

√こんな人に読んでもらいたい

・一生懸命やっているのになぜミスをするんだろう

・ミスってばっかりで自分は能力のない人間だ

と言う悩みを持っている皆さんに対して

 

√この本を読むことで

ミスをしない方法を身に付けることができる

 

著者のプロフィール

著者:樺沢紫苑

 

精神科医の先生で個人的に大ファンな先生の1人です

アウトプット上手な樺沢の先生は

  • 毎日、午前中は執筆時間で年3冊の本を出版
  • メルマガYouTube Facebookブログ毎日更新
  • 月6回の病院診察
  • 月20冊以上の読書と書評を公開
  • 月2、3回のセミナー、講演活動

この量をこなすスーパードクターです

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本の概要

サボっているわけではないのに

何かうまくいかなかったり

ミスばかりしてしまう人っていますよね

 

僕もそのうちの1人でなかなかうまくいかないことも多かったです

 

ただこの本を読むことで

脳科学的にミスを防げる方法を知ることができると思います

 

その理由は

・ミスをする脳の仕組みがわかる

・入力、出力、 思考、整理に着目したミスを防止する方法がわかる

ことができるからです

 

よーた
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ミスをする脳の仕組み

そもそも完全にミスを予防することはできないと言われています

脳は100%ミスをするものなんですよね

 

だからといってミスをしてばかりでは困ってしまいます

 

ミスをする原因は主に4つです

  • 集中力の低下
  • ワーキングメモリの低下
  • 脳の疲労
  • 脳の老化

 

ミスの主要な原因

集中力が低下する事はミスの主要な原因と言って良いでしょう

 

疲れたりモチベーションが低下したり

時間帯的にどうしてもミスをする時間があったりします

 

そのための対策としては

集中力の高い時間に作業することが大切です

 

集中力っていうのは朝が1番高くて

午後、夜と時間が経つにつれて低下してくる傾向にあります

 

なので集中力を使うミスのしやすい仕事は午前中にこなすことが大切です

 

逆にミスをしにくい単純な仕事は集中力を使わないので

午後や夕方にやるのが良いでしょう

 

 

また、ミスを防ぐためにはもう一つ

自己洞察力を高めることも大切です

 

要するに自分が疲れていると言う事に気づく事です

 

自分が疲れていることに気づかなければミスを予防することができません

 

自分が疲れていると思ったら早め早めに対策を講じて

ストレスをきちんと整理していくことが必要になります

 

ど忘れの原因

ど忘れをしてしまう原因はワーキングメモリの低下です

 

ワーキングメモリとは数秒から30秒ほどの記憶を言います

 

ワーキングメモリの能力が低下する理由は

同時に複数のことを処理しようとするからと言われています

 

そのための対策として知っておくべき事は

人は同時に同じことを処理する能力は3つまでと言われています

 

ただ昔から不注意が多いと言う人は2つまでしかできない人も中にはいらっしゃいます

 

でも生まれつきミスが多いと言う事は直すことはできないのではないか?

と思う方もいらっしゃるでしょう

 

ですが、ワーキングメモリは誰でも何歳からでも鍛えることができます

 

ワーキングメモリを鍛える方法に関しては

「インプットを変えると集中力が最大化する」の項で詳しく紹介します

 

脳が疲労すると以前になかったミスが増える

 

脳の疲労はできるだけ防ぐような生活が大切です

 

ただ脳の疲労が起こることでミスが増える原因は

ノルアドレナリン、セロトニンが低下するからと言われています

 

ノルアドレナリンは、外的なストレスに対する防御反応として分泌される脳内伝達物質で

私たちの注意力や集中力と深く関わります

 

セロトニンは、私たちの精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどにも関与する脳内伝達物質です

 

脳の疲労を予防するにはどうしたら良いのか?

 

そのために大切なのは

自己洞察力を高めて脳が疲労したと言う警告に気づく事です

脳の疲労に気づかなければ疲労予防する事は絶対にできません

 

自己洞察力を高める自分のコンディションに関しては

「ミスをしない思考術」 の項で解説します

脳の老化

脳の老化は重大なミスの原因と言われています

脳の老化の原因は加齢とともに脳細胞が減っていくためと言われています

 

加齢だけではなく脳を使わない場合も脳細胞が減っていきます

 

でも脳細胞は治らないんでしょ?

と思われるかもしれませんがそれは違います

 

脳を上手に鍛えることで何歳でも成長し続けることができると言われています

 

きっとこの本を読み終わった時に脳を鍛える方法も知れると思います

 

インプットを変えると集中力が最大化する

ここから具体的に絶対にミスをしない人の習慣について解説していきたいと思います

 

まずインプットを変えると集中力が最大化することができます

 

ここで1番伝えたい事はワーキングメモリを使いこなすこと

 

その理由は

ワーキングメモリを使いこなすことできれば集中力が最大化することができるからです

 

そこで実践して効果があったその方法は

  • 1点集中タスク術
  • タイムマネジメント情報収集術

 

1点集中タスク術

ワーキングメモリの容量は人によって異なりますが

大体が3つまでと言われています

 

同時に3つまでの仕事しか人間の脳はできないと言うことです

 

ただワーキングメモリが3つあるからと言って

3つの事を同時にやれるかというとそうではありません

 

3つのことを別々にやるよりも同時にやるとかなり時間がかかってしまいます

 

要するに1度に複数のことを処理する事は

脳の処理速度が遅くなってかなり効率が悪いと言われています

 

マルチタスクをして2つのことを同時に行うと

ミスをする確率が1.5倍上がると言われています

 

なので人間の脳はマルチタスクに向いてないんですよね

 

ではワーキングメモリを増やせばが仕事効率が上がるか?

というとそうではありません

 

このワーキングメモリの容量を増やす事は容易なことではありません

 

 

だからこそこの1点集中で多くのタスクをこなすことが必要なんですよね

 

僕は昔から時間の効率を重視した結果

2つのことを同時にやろうとしていました

 

けど、一つ一つの仕事を紙に書いて

時間配分をして1点集中でタスクをこなすようにしたから

時間効率が圧倒的に良くなりました

 

1つの仕事にかかる時間も少ないし

全体の時間も短くなります

タイムマネジメント情報収集術

ここではスマホの使う時間を決めて上手に使うと言うことを1番に伝えたいところです

 

その理由は

スマホによるインプットは上手に使わないと意味がないからです

 

スマホを使いすぎることで

集中力が低下したり

ワーキングメモリが低下したり

脳の疲労を起こしたりしてしまうことがあります

 

スマホは非常に便利です

 

ただ便利なだけに使いすぎてしまうところがありますよね

 

何か調べ物をしたくてGoogleで検索をしても

TwitterやInstagramなどといったSNSのアイコンを見てしまうと

つい開いてしまって

調べ物のことをすっかり忘れてしまうこともあります

 

そうなると全く意味がありませんし

途中まで調べた調べ物の内容が頭に全く残りません

 

なぜ僕はスマホのアプリをほとんど消しました

 

SNSやブログをやっていますが

パソコン以外で開けないようになっています

 

それによってスマホを使う時間が制限され

作業に没頭することができるようになりました

【要約】神・時間術〜あなたの24時間を2倍にする〜←はこちら

アウトプットで仕事スピードが上がる

仕事のスピードと質を上げたければ

アウトプットの方法を変えることをおすすめします

 

その理由は仕事の9割はアウトプットだからです

 

具体的な方法としては

  • ウルトラディアンリズム時間術
  • ゴールデンタイム時間術

 

アウトプットとはそもそも何でしょうか?

 

情報を脳に取り入れるのがインプット

 

そしてその情報をもとに思考整理などといった形で脳の中で情報が加工されていきます

 

その後「話す」「書く」「行動する」などのすべての行動がアウトプットになります

 

なので、仕事のミスや失敗というのは

多くの場合アウトプットミスとして現れてくることになります

【要約】OUTPUT大全〜outputがうまい人は結果が出る〜←はこちら!

 

ウルトラディアンリズム時間術

人の覚醒リズムは

覚醒度の高い状態が90分

その後覚醒度の低い状態が20分と続きます

 

これをウルトラディアンリズムといいます

 

覚醒が高い時は集中力や注意力が高くミスをしにくいと言われ

覚醒が低い時は眠気が出てしまうことで集中力や注意力が低い

ミスをしやすいと言われています

 

例えば自動車事故なんかは 夕方になるにつれて各制度が低い状態になります

各制度が低い状態に車の運転をすると事故起こりやすくなります

 

 

ではどうすれば良いのか?

 

シンプルに休憩を挟むことが大事なんですね

 

各制度が低い状態のまま何か作業をしても集中力や注意力を回復することができません

 

根性論では無理なんですよね

 

なので5分から10分でもいいから休憩を挟むだけで

眠気が嘘のように吹き飛んだりします

 

僕はこれを昼休みに取り入れています

 

昔は昼休みも休憩をせず仕事をしていた時期がありました

 

けど午後の仕事効率が悪くなるし

結果的に残業が増えてしまいました

 

なので昼休みはどんな忙しくても休憩するようにしました

 

そうするようになってから仕事効率が上がり残業時間が少なくなりましたね

ゴールデンタイム時間術

人間にはミスのしやすい時間と集中して仕事ができる時間があります

 

最もミスの多い時間帯は

午前3時前後と午後3時前後

 

なのでミスをしてはいけない仕事をいつやるかというのがこのゴールデンタイム時間術になります

 

最も集中力が高いゴールデンタイムは朝9時ごろ

 

集中をする仕事に関しては朝起きてから23時間が最も集中力が高い脳のゴールデンタイムと言われます

 

なので脳のゴールデンタイムをうまく活用することで

集中力が高い状態で仕事をこなすことができます

 

僕の場合は毎朝6時に起きて

ブログの記事やYouTubeの作成をしています

 

また朝6時に起きたことで職場にも早く行けて

集中の用いる仕事を朝にこなし

残業を少なくして早く家に帰ることができるようになりました

 

 

ミスをしない思考術

ここで僕が1番伝えたい主張は

自己洞察力を鍛えることでミスがなくなると言う事

 

その理由は自分の集中力が低下していることや

脳の疲労度に気づくことができるからです

 

一生懸命やればやるほど

自分が披露していることに気づかない人が結構います

 

僕なんかは特にそうで

うつ病とパニック障害になってからようやく自分が疲れている

この仕事の仕方ではいけないんだっていうことに気づきました

 

だから自分の状態に気づくことが超重要なんですね

 

インプットやアウトプットをする事に関して全勝で解説いたしました

 

でもこれらは実は対症療法に過ぎません

 

自己洞察力を鍛えて

ミスしてしまう体質や自分の根本を変える必要が実はあるんですよね

 

そのために必要な事は

  • ポジティブノート術
  • 転ばぬ先のつえ思考

 

ポジティブノート術

ポジティブノート術はいわゆる日記です

 

これを聞いて

「なんだ日記か」

と思う方もいるでしょう

 

けど日記の効果はすごくて

日記を書くことでポジティブになれると言われています

 

きっと日記を書いた事がない人の方が多いでしょう

 

この本でお勧めしている日記は

たった3分間書くだけで効果が期待できます

 

3分間今日あった出来事1項目1行程度書くんです

 

たくさん書くことが大切なわけではなくて

毎日続ける事がこのポジティブノート術では大切なんですね

 

書く内容は苦しかったことや楽しかったこと

1日で起きた出来事を書くんです

 

日記に関してはいろんな書籍が出ています

転ばぬ先のつえ思考

人はなぜ不安が起こるのか?

 

脳科学的に言えば不安は扁桃体の興奮によるものだと言われています

 

「ミスをしたらどうしよう」

 

これが慢性的に不安が続くと脳が疲労して注意力や集中力が低下する原因になってしまいます

 

ではどうすればいいのか?と言うと

「ミスをしたらどうしよう」と言う思考から

「ミスをしたらこうしよう」と言う思考に置き換える

まさに「転ばぬの先の杖思考」です

 

例えばプレゼンをしようと思った時にどうしても頭が真っ白になってしまう人っていますよね

 

僕も緊張ししやすいタイプだったのですごく気持ちがわかります

 

そんな時は

  • 演題上の水をいっぱい飲んで時間を稼ぐ
  • 大きく深呼吸をする
  • 忘れた部分は無視して次に進む

 

などといった対策を練ります

 

この方法で転ばぬ先の杖を用意しておけば

仮につまずいても大怪我を大事はありません

 

ミスをしない整理術

ここでの1番の主張は

ミスを防止するためには脳の整理整頓が重要と言う事

 

その理由は

ストレスを整理、感情の整理をすることでイライラがなくなってミスが減るからです

 

整理術を学ぶためにの具体的な方法は

  • 荷降ろし脳内整理
  • 7時間睡眠法

荷降ろし脳内整理

情報がたくさん詰まっている脳内のスペースを作ることでミスを減らすと言う方法です

 

脳内のスペースをたくさん作ることで

インプットができるようになるので整理が大事です

 

整理するためには

ツァイガルニク効果を利用します

 

ロシアの心理学者のツァイガルニクさんは行きつけの喫茶店である発見をしました

それは店員は客のオーダーを正確に記憶しているのに

注文の品を出した途端太田の内容をきれいさっぱり忘れてしまうと言うことです

 

これをツァイガルニク効果と言って

途中の出来事は記憶に残りやすい発見をしました

 

この効果を利用して脳内を整理することができます

 

終了した案件に関して

物理的にも情報処理的にもスッキリと忘れることを意識する方法を脳の荷降ろしと呼んでいます

 

こうした荷下ろしをすることで脳内にスペースができてインプットをたくさんすることができます

7時間睡眠法

脳のコンディションを保つためには

絶対に7時間寝る必要があります

 

もし仮に睡眠時間が6時間を切っていたとしたら

それは睡眠不足になります

 

睡眠不足は注意力、集中力の低下の最大の原因になります

 

1時間睡眠時間を増やすことで注意力、 集中力は嘘のように高まり

仕事の効果もアップし残業時間が減って早く帰れるようになるでしょう

 

例えば飲み会の翌日

寝不足で仕事に行ったら前日と比べて作業効率が圧倒的に悪くなりますね

 

最近ではスマホいじりすぎることで

睡眠不足になる若者が多いと言われています

 

睡眠不足は仕事効率を悪くするだけではなく

体調も悪くしてしまう可能性があります

 

僕も睡眠をしっかりとるようになってから体の調子が良くなり

仕事効率も高まって残業時間が減りました

 

だから睡眠不足は絶対に解消したほうがいいですね

まとめ

今回は

 

・一生懸命やっているのになぜミスをするんだろう

・ミスってばっかりで自分は能力のない人間だ

 

と言う悩みを持っている皆さんに対して

 

ミスをしない方法を身に付けることができる

書籍を紹介しました

 

ミスをしないのは才能だと思っている方も多いでしょう

 

けど自分の生活習慣や仕事の仕方を見直すだけでミスは格段に減らすことができます

 

僕はこの書籍を読んで学んだことがたくさんあります

 

それを実践して体の調子も良くなり

仕事効率も上がって残業時間が圧倒的に減りました

 

ぜひ何か買いたいと思う方は読んでみて欲しい書籍ですね

 

 

 

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