読者の悩み
- 残業ばかりのチームのリーダーをやっている
- 自分自身も残業ばかり
- 家族との時間があまり取れてない
本書から得られるもの
- 残業しないチームの習慣がわかる
- 残業を減らすヒントをくれる
残業だらけの男でした!
結局うつ病になって、家族にも迷惑をかける始末。
仕事にあり方って大事です。
だからこの本を読みました。
本書では残業しないチームのリーダーに向けた書籍です。
もちろん、リーダーでなくても残業をしない習慣を身につけることができます。
残業ばかりで家族との時間がないと思っているそこのあなた!
ぜひ読んでほしい書籍になってます。
残業は命削っているってわかってる?
残業は単に疲れるだけでなく、結果的には寿命を縮める可能性がある。
なぜなら、激務で家族との時間がなくなったら意味がないからです。
大手転職サイトVorkersが6万件以上の投稿レポートから算出した月47時間という結果のほうが、納得感があるでしょう。(中略)年間20日×25年でなんと累計500日分も残業に費やすことになります。恐ろしいことに、私たちは知らないうちに、人生のなかの1年あるいは2年もの時間を残業に費やしてしまっている可能性があるのです。
残業ゼロのノート術
-
参考【要約】残業ゼロのノート術|年間20日間を残業をゼロにするノート術!
続きを見る
人間の生きる時間は限られています。
年間これだけの残業をしていて楽しければいいですけど、ほとんどの人がそうではないはず。
だから、残業しないチームであるべきなんです!
本記事では「残業しないチームの習慣」の中で、個人的におすすめな方法を紹介します。
残業を減らすチームにするポイント
ぼくが本書で学んだ、残業を減らすチームにするポイントは以下の4つです。
書類は捨ててミニマリスト部屋にしろ
散らかった書類や物が多い環境は作業効率を悪くし、更には集中力を低下させます。
なぜなら、散らかった場所は年間約20日探し物に時間を使い無駄にするからです。
20日間とは驚きですよね!
例えば、「蛍光ペンがない」「あの書類がない」など。
大塚商会調べによると年間勤務250日だと1日36分探し物に時間を使っているそうです。
著者は片っ端からPDFにしてペパーレス化しているそうです。
ぼくの場合もそうです。
PDFするか、1年間使わない書類は全て破棄します。
なので、机の上、引き出しの中はスッキリ綺麗!!!
結論として、残業を減らし効率を上げるためには、ぜひミニマリストの環境を試してみる価値があります。
物を減らし、シンプルな環境を作ることで、集中力を高め、効率的なチームワークを実現できるかもしれません。
野球ではなくサッカーのように仕事しろ
仕事においてサッカーのような仕事をしましょう。
なぜなら、サッカーは制限時間があるから!
制限時間がないと効率が悪いからです。
サッカーは野球と違って制限時間があるスポーツです。
仕事でも制限時間を利用した方が作業効率が良くなります。
パーキンソンの法則
第一法則は仕事の量と時間の関係を示す法則である。パーキンソンが述べた「公務員の数は、仕事の有無・軽重に関わらず、一定の割合で増加する。」が表すように、仕事における需要は、その必要性に関わらず、リソースが確保できる分まで増大する傾向にある。
引用:MUFG
ぼくも意識して制限時間を設けていますが、読書インフルエンサーのマグさんの方法が参考になります。
この方法が面白いのは、著者のタスク管理方法。
ココがおすすめ
朝6時から夜までの12時間を48個の15分ブロックに分けて、それぞれで異なる仕事をしているからです。
これはなかなか思いつかない方法ですよね。
著者は、1日を15分単位で区切り、一つのタスクを終えるごとに次のタスクに移っています。
例えば、15分読書をして、次の15分は別の仕事をし、その後また異なる作業を行う、という具合です。
このスケジュール管理は本当に驚きました。
1%読書法の原理を応用して、タスク管理にも15分単位で区切る方法を取り入れているんです。
これにより、集中力を最大限に保つことができるんですね。
という場合は「定時後に予定をいれる」方法をお勧めします。
定時後に予定があると「絶対に仕事を終わらせなきゃ」という思いになりますよね。
必ず定時で帰る人って誰かわかります?
それは保育園に子供を預けたお母さん!
必ず定時後に予定があります。
だから、うまくいかない時は「定時後に予定をいれる」方法を試してみてください。
-
参考【要約】1%読書術|1日15分のサボり読書で結果が出る理由
続きを見る
よく会話しろ
頻繁なコミュニケーションがチームの効率を向上させます。
なぜなら、パソコン、インターネットの普及で失敗体験を共有できなくなったからです。
例えば、チームの別々の人間が同じ失敗をすることがあります。
これはまさしく失敗の共有がなされていないケースです。
GoogleやAppleのような成功している企業では、オープンなコミュニケーションが奨励されています。
これにより、アイデアの共有が活発に行われ、革新的な製品やサービスが生まれています。
本書の著者は以下のような例も挙げています。
リーダーのもとには決裁や稟議で多くの書類が回覧されてきます。それらの書類の中から、共有できる書類を保存しておきます。他の部署で作成された書類もいいものは取り入れます。それらの書類を次のミーティングでメンバーと共有するのです。
残業しないチームと残業だらけのチームの習慣
コミュニケーションを活発に行えるリーダーはチームの仕事効率も向上させるんですね。
適当なチームを作れ
ルールに縛られ過ぎず、柔軟に対応できるチームが、より効率的で生産的です。
柔軟な環境は、チームメンバーの創造性を促進し、新しいアイデアや解決策を生み出します。
これにより、問題をより迅速かつ効果的に解決し、結果的に残業を減らすことができます。
「ダメ出しが怖い」
「意見がいえない」
そんな部下の失敗の代表例は「質問せず企画書を完璧にして持ってくる」です。
結局、ダメ出しを食らう悪循環になります。
さらに、当の本人は「残業までして頑張って作ったのに、、」とモチベーションが下がります。
最悪な状態ですけど、よくありますよね!
例えば、GoogleやFacebookのような企業では、従業員に一定の自由度が与えられています。
これにより、従業員は自分のアイデアを自由に探求し、革新的なプロジェクトを生み出しています。
必要以上にがんじがらめにしないチームの方が意見が活発に飛び交っていいチームになるそうです。
もちろん、ある程度のルールやガイドラインは必要です。
ルールが全くないと、混乱や非効率が生じる可能性があります。
重要なのは、ルールと柔軟性のバランスを見つけることです。
まとめ
ぼくたちは、残業を減らし、より健康的で生産的な職場環境を作るために、以下の方法がおすすめ!
- 残業は健康に悪影響を及ぼす: 残業はストレスや睡眠不足を引き起こし、健康問題を増加させることが科学的に証明されています。効率を重視し、残業を減らすことが重要です。
- ミニマリストの環境を作る: 散らかった環境は作業効率を下げます。シンプルなワークスペースは集中力を高め、生産性を向上させます。
- サッカーのようなチームワークを実現する: サッカーチームのように、互いに連携し、柔軟に対応することで効率を上げることができます。これは個々の負担を軽減し、チーム全体の生産性を高めます。
- コミュニケーションを活性化させる: 頻繁なコミュニケーションは誤解を防ぎ、問題を迅速に解決します。これはチームの効率を高め、残業の必要性を減らします。
- 柔軟性を持ったチーム作り: ルールに縛られ過ぎず、状況に応じて柔軟に対応できるチームが効率的です。これは創造性を促進し、無駄な残業を減らします。
最終的に、これらのポイントを実践することで、ぼくたちは残業を減らし、より効率的で健康的な職場環境を実現できるでしょう。
残業は「がんばっている」ことの証ではなく、健康と生産性を損なうものです。
これらの変更を通じて、より満足度の高い職場を作ることができます。
本書では他にもたくさん「残業しないチームの習慣」が書かれています。
興味のある方は下記のリンクからどうぞ!!
<<30日間無料で読み放題!!Kindle unlimitedはこちら>>\今なら30日間無料キャンペーン中/