【複業時代の生き方】「やらないことリスト」で時間を取り戻す|やらないことリストの作り方 見るだけノート

著者プロフィール

著者：石田和男さん

本記事の概要

本書の価値

複業時代に突入し、一つの企業に依存せず、複数の収入源を持つことが必須になっています。

ぼくたちには夢や目標があるけれど、それを現実にするためには時間を効率的に使う技術が求められます。

そこで注目されるのが「やらないことリスト」

これは、無限に広がる「やること」から重要なものだけを厳選し、それに集中するための道具です。

成功者たちが日々実践しているそのリスト作りのコツとは？

本記事は、あなたの生活と働き方を変革するヒントが詰まっています。

これらを実践することで、限られた時間の中で最大の成果を生み出し、より豊かで充実した生活を実現する第一歩を踏み出しましょう。

買ってよかったか★

根拠が薄いところもありました。

しかし、リストの作り方が明確でなぜやらないことリストが必要なのか？

しっかり書かれているので非常に参考になりました！

なぜやらないことリストが必要なのか？

やらないことリストが必要な理由は以下の通りです。

複業時代

複業時代が到来したから

ぼくたちの世代は、もはや一生涯一つの企業で働くという安定したライフスタイルを期待する時代ではありません。

これは現実として、そして新たな働き方の可能性として、存在しています。

トヨタの社長も公言していますね。

「複業」

これがキーワードです。

国も働き方の多様性を推奨しています。

これは、単に働くスタイルの変化だけでなく、ぼくたち一人一人の価値観や生き方にも影響を与えています。

データによると、今や会社の寿命は約20年。

しかし、ぼくたちのキャリアの寿命はそれよりも長く、50年近くに及びます。

物価は上昇傾向にあるにも関わらず、給料の上昇は追いついていません。

これに対応するためにも、複業は必要不可欠なスキルと言えるでしょう。

だからこそ、ぼくたちは複業に投資する時間を増やすべきです。

これは、単に収入を増やすためだけでなく、自身のスキルアップ、価値観の拡充、そして不確実な未来に備えるためにも、必要なステップです。

「やらないことリスト」の作成は、この「複業時代」を生き抜く上での重要なツールとなります。

リソースは有限です。

どこに時間とエネルギーを投資するか、その選択がぼくたちの未来を大きく左右します。

だからこそ、選択と集中が必要なのです。それを実現するための一助が、この「やらないことリスト」です。

夢を叶えるため

遣ることリスト作成は夢を叶えるためです。

ぼくたちは一人一人、大きな夢や目標を持って生きています。

でも、それを叶えるためには限られた24時間の中で、どう時間を使うかがカギになります。

オリンピック選手たちを思い浮かべてください。

彼らは金メダルを目指して、限られた時間を極限まで有効活用しています。

トレーニング、栄養、休息…。

彼らにとって「やらないことリスト」は、夢を叶えるための重要なツールとなっています。

ぼくたちも同じです。

残業で夜遅くまで働いていたり、複業で時間を使い果たしていては、夢に向かって一歩も踏み出せません。

夢を叶えるためには、そのための時間とエネルギーが必要です。

そこで、ぼくたちに必要なのが「やらないことリスト」です。

これによって、本当に大切なこと、夢を叶えるために必要なことだけに集中できる時間を確保することができます。

それが、ぼくたちの夢を現実にするための第一歩です。

毎日の忙しさに追われ、何も考えずにただ時間を過ごしていると、ふと気づいたときには夢から遠ざかってしまっている…。

そんなことにならないためにも、今、自分が何に時間を使うべきなのか、何に時間を使いたいのかを明確にし、それ以外のことは「やらない」と決めて、時間を有効に使いましょう。

それが、夢を叶え、より豊かな人生を手に入れる近道なのです。

やらないことリストの作り方

すべてスケジュールにやることを書く

まずは、やることをすべてリストにかけましょう。

やることが明確になれば、それ以外のタスクや誘惑が「やらないこと」として自然と見えてきます。

やることが漠然としていると、何を優先すればいいのか、何を切り捨てればいいのかがわかりません。

例えば、「本を読む」とリストアップしたら、それ以外の「テレビを見る」や「ゲームをする」をやらないことに決めて、集中する、といったイメージです。

ぼくたちは、目の前の誘惑や他人からの要求に流されがちです。

でも、オリンピック選手や成功者たちは、自分の「やるべきこと」を明確にし、それに集中するための「やらないことリスト」を作成しています。

と思うかもしれません。

確かに、その気持ち、ぼくもよくわかります。

でも、それでもやるべきことを明確にする価値は大きい。

だって、それがぼくたちの時間を有意義に、効率的に使うカギになるからです。

だから、ぼくたちにはまず、やることを全てリストアップすることからスタートする必要があります。

それをふるいにかけて、大切な「やること」と「やらないこと」を明確にしましょう。

やらないことリストを習慣にできるようにするには

やらないことを具体的な行動で示す

やらないことをアイデアとしてリストアップするのも大切ですが、それを日常の行動に落とし込むことがもっと重要です。

たとえば

肯定的な表現で書き換えることで、行動に移しやすくなるんです。

これは、抽象的な言葉よりも具体的な行動が心に響き、実行しやすくなるから。

ぼくも、具体的な行動を書き出すことで、「やらないことリスト」がよりリアルで効果的になったと実感しています。

という声には、ぼくも共感します。

そんな時は、リストを書いて目につく場所に貼っておくといいですよ。

人間、忘れる生き物ですから、それをカバーする方法を利用するのは賢い選択です。

だから、やらないことを具体的な行動で示し、それを目に見える形で自分に伝え続け、習慣化していく。

これが、ぼくたちがより効果的に「やらないことリスト」を活用し、目標にフォーカスして進む秘訣なんです。

これで、時間を無駄にすることなく、大切な目標に一歩一歩近づいていけるはずです。

自分の予定を最優先にする「けつかっちん法」

最初から自分のやりたい予定をスケジュールに入れて計画する

ぼくたちが目標に向かって効率的に進むためには、自分のやりたいことを先にスケジュールに組み込むことが大切です。

それは、締め切りが決まっている方が、行動が速くなり、焦点をしっかりと定めて取り組むことができるからです。

例えば、最初から18時に友人との飲み会をスケジュールに入れておく。

これによって、「この時間までに仕事を終えなければ」というプレッシャーと、その分、集中力が高まり、効率的に仕事を進めることができます。

これは、パーキンソンの法則に基づいています。

パーキンソンの法則とは
仕事は与えられた時間をすべて使ってしまう傾向があるという法則です。

ですから、最初から自分の楽しみややりたいことをスケジュールに入れておくと、それに合わせて仕事の進行もスムーズになります。

という方もいるでしょう。

そんな時は、ぼくも経験上、仕事の量を見直すか、やるべきことに集中する必要があります。

大切なのは、最優先のタスクに集中すること。

余計なことは後回しにする、これが大切です。

だから、最初から18時に自分のやりたいことをスケジュールに組み込んでおけば、効率的に仕事を進め、やらないことリストも有効に活用できます。

これで、働き方が一変し、より充実した日々を送る一歩になるはずです。

成果を出す人のやらないことリスト

ぼくの独断と偏見で、このやらないことリストを3つの分類に分けました。

それが

その中でも、今後自分にとっても大事だと思うことを簡単に紹介します。

マインド

最初から完璧を求めない

ぼくも以前は完璧主義で、すべてのことをパーフェクトにこなそうとしていました。

でも、現実はそう簡単にいかない。

優秀な人でも、最初からすべてを完璧にこなせるわけではありません。

仕事で企画書やプレゼン資料を作る場面を考えてみてください。

真面目なぼくは、最初から完璧を目指してしまいます。

でも、6割くらいの完成度で一度提出し、フィードバックをもらってブラッシュアップ。

これが、実は上司も求めているものなんです。

この方法、実はビジネス書でもよく取り上げられています。

これが、アイデアを具現化し、成果を出す第一歩です。

最初に

「この段階での提出です。フィードバックをもらって、最終的にはもっと良いものを作ります」

と伝えれば、上司も理解してくれますよ。

最初から完璧を求めない。これ、ぼくたちが効率よく、ストレスなく、成果を上げるためのマインドセットです。

やらないことリストに「最初から完璧を求めない」と書き加えて、柔軟な思考で、より多くの成果を出しましょう。

これが、ぼくたちの働き方を一新するカギとなるはずです。

人間関係

古い交友関係にこだわらない

昔からの友人や知人との関係に囚われてしまうと、自分の成長や目標達成が阻まれることがあります。

特に、ネガティブな意見や態度を持つ人との交友は、自分の行動や思考にもネガティブな影響を与えてしまうんです。

そんな夢を友人に話したとき、支持してくれる友人と「無理だよ」と否定する友人。

この二つの反応が、ぼくの行動や気持ちに大きな影響を与えます。

肯定的な応援はモチベーションアップにつながるけれど、否定的な意見は逆に行動を停滞させてしまう。

成功者たちのエッセンスやビジネス書でよく触れられているのが、人間関係の重要性。

新しい挑戦や変化を恐れず、ポジティブな影響を与える人々との関係を大切にしています。

逆に、ネガティブな影響を与える関係は適切に距離を置く、これが成功の一因なんです。

だから、ぼくたちも自分の周りの人間関係を見直し、ポジティブな影響を与え合える関係を育て、ネガティブな関係は適切に距離を置く勇気が必要です。

これによって、自分のポテンシャルを最大限に引き出し、目標に向かって進む力が格段にアップするはずです。それが、真の成果を生むスタートラインなんです。

時間

15分の好きな時間を無駄にしない

「たかが15分」と軽く考えてしまう時がある。

でも、仕事ができる人とできない人の大きな違いは、これらの短い時間に対する価値の見方です。

1週間で15分を有効に使えば、15分×7日=105分。

これは、本業と副業、家庭を両立させながら働くぼくたちにとって、宝のような時間です。

成功者たちはこの15分を大切にし、短時間でもカフェに足を運び、タスクの整理、読書、資格勉強などを行っています。

15分の隙間時間を有効に使うことで、作業効率が格段に上がるんです。

カフェでの作業は、限られた時間という締め切りがあるから集中力が増す。

これは、仕事ができる人が自身を追い込んで、時間を最大限に活用している証拠です。

たった15分の積み重ねが、ぼくたちの能力を向上させ、人生を豊かにする。

その価値ある15分を、何気なく過ごさず、しっかりと未来の自分への投資として使う意識が必要です。

まとめ

ぼくたちは「複業時代」に生きています。

企業に一生涯依存する時代は終わり、自分の手で複数の収入源を築く必要があります。

それは、夢を叶える力にもつながる。

夢は大切だが、それを現実のものにするためには「やらないことリスト」の作成が欠かせません。

まずは、すべてのやるべきことをリストアップし、それをもとに優先順位を付け、自分の目標にとって必要なものだけにフォーカスする。

結局、成功への道は自分自身の意識と行動にかかっている。

それらを見直し、改善することで、ぼくたちの人生とキャリアはより良いものへと進化する。

この記事を参考にやらないことリストを日常に取り入れ、より豊かで充実した生活を手に入れましょう。

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