読者の悩み
- 仕事ばかりで心が休まらない
- 不安、悩みが絶えない
- 心を休ませる方法を知りたい
このままでは体がおかしくなる一方です。
本書では、仕事や家庭で抱えるストレスの対処法が分かります。
本書から得られるもの
- 心を休ませる方法がわかる
- ストレスへの対処法がわかる
- 「自分の心のトリセツ」を発見して、ストレスを減らす
ぼくも仕事や家庭ストレスで体調壊したことがあります。
30代サラリーマンは何かとストレスが絶えない。
だから、本書を読むことで、ストレスの対処法を学び、行動にうつせば、心豊かに生活できるようになるでしょう。
ストレスを感じたら書き出す
ストレスを感じたときには、その思いを紙に書き出しましょう。
書く行為には、感情を外に出す効果があります。
これを本書では「コラム法」と言っています。
文字にすることで、感情が目に見える形になり、それを客観的に見ることができるようになります。
これがストレスの軽減につながります。
以下の方法で実践してみましょう。
ポイント
- ストレスの原因を客観的・具体的に書き出す
- 出来事をどう感じたか書き出す
- 感情を点数にする
- 他の対応策がなかったか考える
- 再度点数をつける
感情という曖昧な心の動きを数字であらわしてみると、トラブルの原因を客観的に見られるようになり、感情の高ぶりを抑えられる──つまり、ストレスを減らすことができるわけです。
精神科医が教えるこじらせない心の休ませ方
コラム法を実践することで、自分の悩みを客観視出来るようになります。
これがストレス軽減につながります。
ストレスに弱い人
- 悲観的に考える人
- 真面目で責任感が強い人
- ストレスに強いと自称している人
このような人はストレスに弱いので注意です。
なので、ぜひいちどコラム法を試してみましょう!
他人と比べたら自分の持っているものに目を向ける
他人と自分を比較することで生じる劣等感や羨望は、心の負担になります。
そんなときこそ
自分の持っているもの、たとえ小さなことであっても、その価値に目を向けることが重要です。
他人の成功や幸せに焦点を当てると、自分の不足を強く感じがちです。
しかし、自分の持っているものに目を向けることで、感謝の気持ちや自己肯定感が生まれ、心が穏やかになります。
たとえば、SNSで友人が海外旅行を楽しんでいる写真を見て羨ましく感じたとします。
そのとき、自分はそういった旅行を経験できていないと感じるかもしれません。
しかし、自分の周りにある小さな幸せ、例えば家族との時間や趣味の充実に目を向ければ、心は豊かになります。
この現象には、社会的比較理論が関わっています。
社会的比較理論
周囲の人と自分を比べて、自分の位置(能力)や評価を確立すること
上方比較(自分より上のレベルと比較する)をしすぎると、自分に自信がなくなっていきます。
ポイント
下方比較(自分より下のレベルと比較する)をすることで、モチベーションを回復させることができます。
下方比較しすぎも良くありません。
自分のモチベーション次第で、適度に上方比較をしないとレベルアップにつながりません。
なので、モチベーションが下がって、他人と比較してしまうマイナス思考なときのみ下方比較をしましょう。
無理している感じたら合理化して逃げよう
自分の限界を超えて無理をすることは、長期的に見て心身の健康に良くありません。
無理を感じたときは、合理化して逃げましょう。
合理化とは?
イソップ童話の例
「お腹を空かしたキツネが、美味しそうなブドウがなっているのを見つけました。キツネは跳び上がってブドウを取ろうとしましたが、高すぎて、何度跳び上がっても届きません。疲れたキツネは『あのブドウは酸っぱくて、まずいに決まっている。食べてやるものか!』と、また食べ物を探しはじめました」
要するに、「いい具合に人のせい」にしましょうってこと!
なぜこれが効果的なのかと言うと
ポイント
ストレスを受けても精神が深刻なダメージを受けないように、そのストレスを避けたり弱めるために働く「防衛機制」だからです。
たとえば、職場での過度な業務量により過労がたたっている状態。
そのときに、「我慢して耐える」人がほとんどです。
ですが、「その場から立ち去る(退社や退職など)」が合理化です。
「あそこはブラック企業だから辞めたのだ」「学習性無力感になる前に離婚してよかった」などと考え、ストレスの原因から遠ざかるのが心の安全上、上手な方法だと思います。
精神科医が教えるこじらせない心の休ませ方
無理していると感じたら、合理的にその状況から一時的に逃げることを検討しましょう。
これは逃避ではなく、自己の健康と幸福を守るための賢い選択です。
まとめ
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ストレスを感じたら書き出す
- ストレス感情を紙に書き出すことで整理し、心を落ち着かせる。
- 書く行為により感情が客観的に見え、ストレス軽減につながる。
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他人と比べたら自分の持っているものに目を向ける
- 他人と比較する劣等感から逃れ、自己肯定感を高める。
- 自分の小さな幸せや成果に感謝することで心が穏やかに。
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無理している感じたら合理化して逃げよう
- 無理が心身の健康を害するため、適切に休息を取ることが大切。
- ストレスの蓄積を避け、リフレッシュすることでリカバリー。
これらのアプローチは、こじらせない心の休ませ方として、日々の生活や仕事の中で実践することが推奨されます。
ストレスを上手に管理し、健康な心を保つための方法として有効です。
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