読者の悩み
- 習慣にするのが苦手
- すぐ3日坊主になってしまう
本書から得られるもの
- 「なぜ続かないのか」が理解できる
- 習慣化のプロセスと対策を体得できる
- 自分の継続のツボを発見できる
習慣にすることが得意な人っています?
それくらい習慣って難しいんです。
ぼくは「読書」を習慣にしてきました。
年間100冊の読書をサラリーマンでも継続しています。
本書では、サラリーマンでも習慣にすることができるコツが書かれています。
その中でもぼくが「これだ!」と思うものを紹介します。
興味のある方はぜひ本書を手に取ってみてください。
新しい習慣は1週間で半分挫折する理由
新しい習慣を身につけるという変化を人間は脅威に感じる!
これが新しい習慣にできない理由です。
これをホメオスタシスといいます。
ホメオスタシスとは
生き物が環境変化などに対して、生理状態を一定にコントロールしようとする働き
例えば、朝のジョギングを習慣にしようとした場合、初日はやる気満々で走るかもしれません。
しかし、数日経つと疲れが溜まり、徐々に億劫になってきます。
結局、1週間もたたずに挫折するケースが多いんです。
本書では挫折率をアンケートで独自に調査しました。
その結果、以下の通りになりました。
挫折率
- ステップ1反発期(1日~7日)42%
- ステップ2不安定期(8日~21日)40%・
- ステップ3倦怠期(22日~30日)18%
要するに
新しい習慣は1週間で半分挫折することがわかりました!
と諦めるのではなく、本書を読んでぼくが新しい習慣を身につけるためのポイントを抜粋して紹介します。
習慣化のコツ
絞り込み集中する
新しい習慣を身につける際、焦点を1つに絞り、それに集中しましょう。
人間には集中力とエネルギーに限界があります。
行動することが複数になると挫折しやすいんです。
具体例: 朝のルーティン
例えば、ダイエット。
ダイエットといってもやり方はさまざま。
- 食事制限
- 運動
代表的なこの2つを同時にやろうとすると挫折しやすいようです。
なので、行動ルールを1つに決めましょう!
運動だけにするんです。
焦ると行動を早める傾向にあります。
例えば、TOEICの点数を3ヶ月で200点アップしたいと考えていたとします。
けど2ヶ月半で全然納得のいく点数いかず、焦って行動量を増やす。
これは挫折の元です。
↑こんなことはよくあります。
ぼくは理学療法士の国家試験を受ける時、焦って行動量を増やしても模擬試験の結果に変化はありませんでした。
結果、いつも通りやって最終的に結果を残すことができました。
だから、焦らないことも大事です。
ベビーステップせよ
小さなステップで進むことが、習慣化において最も効果的な方法です。
大きな目標は圧倒的に感じられ、挫折へとつながりやすいです。
対照的に、小さなステップは達成が容易であり、継続するモチベーションを維持しやすくなります。
例えば、新しい言語を学ぶ場合、毎日数時間勉強することは難しいかもしれません。
しかし、毎日たった5分だけ勉強するという小さな目標なら、はるかに実現可能で、長期間続けることができます。
ポイントは必ず毎日実行できることです
習慣化できる人はみな、反発期に「決して無理せず、小さく始める」傾向があります。
30日で人生を変える「続ける」習慣
挫折する人は、最初こそ行動のハードルを高く設定するものの、2、3日して情熱の温度が下がってくるとともに、次第に行動するのが億劫になっていく傾向が見られます。
30日で人生を変える「続ける」習慣
小さく刻んでステップし、結果的に大きな目標に辿り着くほうがはるかに楽です。
*目標に関する書籍はこちら↓
-
参考【要約】目標を「達成する人」と「達成しない人」の習慣|イメージできない目標を立てるとつむ
続きを見る
と思われるかもしれませんが、それは逆です。
成功体験がモチベーションに火をつけます!
脳科学者の池谷裕二氏の著書『のうだま』によると、身体を動かすことでモチベーションがどんどんわいてくるのだそうです。
30日で人生を変える「続ける」習慣
だから、小さくてもとにかく動くことが大事です。
ベビーステップをバカにしたら痛い目に遭いますよ!笑
やったことを記録せよ
記録は進捗を可視化し、モチベーションを維持する助けとなります。
行動を記録することで、自分がどれだけ進んでいるかを客観的に把握できます。
これは自己認識を高め、続けるためのモチベーションを向上させる効果があります。
例えば、毎日の運動を日記に記録することを考えてみましょう。
ランニングの距離や時間、感じたことを記録するだけで、自分の成長を実感しやすくなります。
ポイントは必ず毎日簡単につけられること!
大ヒットとなった岡田斗司夫氏のダイエット本『いつまでもデブと思うなよ』の中で紹介された「レコーディング・ダイエット」は、日々の食事と体重をメモするだけのシンプルな手法です
30日で人生を変える「続ける」習慣
ダイエットは日付と数字のみ書くようにするだけでも効果があります。
という反論があるかもしれません。
確かに最初は少し手間がかかるかもしれませんが、記録自体はとても簡単なものにしましょう。
新しい習慣を身につけようとする時には、その行動を「やりやすいようにすること」がまず大切です。
超習慣術
だから、新しい習慣を身につけるためには、やったことを記録することが重要です。
記録は習慣化への道しるべとなり、長期的な成功へと導きます。
まとめ
新しい習慣を身につけ、人生を変える旅は簡単ではありません。
しかし、ぼくたちが学んだ習慣化のコツを活用すれば、この挑戦を乗り越えることができます。
- 新しい習慣は1週間で半分が挫折する: 理想と現実のギャップ、習慣化の過程の過小評価、そして必要な時間の不足が挫折の主な原因です。小さな成功を積み重ねることが、大きな変化を生む鍵となります。
- 絞り込み集中する: 焦点を1つの習慣に絞り、それに集中することが重要です。集中力とエネルギーの限界を理解し、一度に複数の変化を試みるのではなく、一つずつ習慣を身につけましょう。
- ベビーステップせよ: 小さなステップで進むことが習慣化への道です。小さな行動の積み重ねが新しい習慣を形成する上で効果的で、長期的な成功につながります。
- やったことを記録せよ: 日々の進捗を記録することで、自己認識を高め、モチベーションを維持します。記録は習慣化への道しるべとなり、目標達成を実現させます。
最終的に、習慣化は一日にしてならず。一歩一歩、小さな成功を重ねながら、自分自身を育てていく過程です。
ぼくが紹介した習慣化のコツを活用して、皆さんの日々の努力が実り豊かな成果をもたらすことを願っています。
本書には他にもたくさん習慣化のポイントがあります。
興味のある方はぜひ下記のリンクからどうぞ!
\今なら30日間無料キャンペーン中/