読者の悩み
- 24時間を有効に使いたい
- やることがたくさんあって終わらない
本書から得られるもの
- todoリストを使うことで生産性が落ちる
- 優先順位に決め方がわかる
著者プロフィール
著者:ケビン・クルーズ
プロフィール
- ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家
- フォーブス誌の寄稿者
- 基調講演者としても活動
- 複数の数百万ドル規模の企業の創業者
- 「フォーチュン500」企業のCEOとしても活躍
本記事の概要
本書の目次
- 1440の威力
- 適切な優先順位の重要性
- ToDoリストをやめる
- 先延ばし癖を克服する
- 罪悪感なく5時に退社する方法
- 成功者たちのノート術
- 3210メール術
- グーグル、アップル、ヴァージンの会議術
- 大成功へと導く小さな一言
- 強力なパレートの法則
- ハーバードの3つの質問
- テーマのある毎日
- 「一度しか触らない」ルール
- 朝を変えて、人生を変える
- すべてはエネルギー次第
- すべてをまとめたE‐3C方式
- まだまだある!時間と生産性にまつわる20のテクニック
- 7人のビリオネアに学ぶ時間管理の秘訣
- 13人のオリンピック選手に学ぶ時間管理の秘訣
- 29人のオールAの学生に学ぶ時間管理の秘訣
- 239人の起業家に学ぶ時間管理の秘訣
本書の価値
1日は1440分
この時間をどう有効に使うか?
これで本書の価値です。
その中でも、「todoリスト」に焦点を当ててお話しします。
理由は、ぼく自身がtodoリストを使いこなせていなかったからです。
買ってよかったか★
★★★★
todoリストに関する内容は、頷きが止まりませんでした。
取り入れたい内容だったので要約します。
また、研究にも続いた根拠もしっかり書かれているのでその点も高評価でした。
todoリストを使つ問題点
良かれと思ってやっていたtodoリスト。
生産性が落ちる原因は以下の通りです。
ストレスが溜まる
ToDoリストを作ることで、かえってストレスがたまる
と感じています。
理由は、やるべきことが一目でわかるリストを見ると
と圧倒され、テンションが下がってしまうからです。
具体例として、ぼく自身、ToDoリストを毎日作成していました。
しかし、そのリストを見るたびに不安とプレッシャーが増し、結果的に不眠症やうつ病、強迫性障害にまで至ってしまいました。
リストを作ること自体が悪いわけではないのですが
タスクの多さにキャパシティーオーバーを感じてしまうのです。
根拠として、ツァイガルニク効果があります。
これは未完了のタスクが記憶に残り続け、それがストレスになってしまう現象です。
ToDoリストを見て、未完了のタスクに目が行くたびに、この効果が働き、ストレスが増えていくのです。
結論として、ToDoリストは効果的にタスク管理をするツールです。
ある一方で、その使い方やタスクの多さによっては、かえってストレスを感じてしまうこともある
と、ぼくは感じています。
ですので、タスク管理の方法を見直し、自分にとって最も効果的でストレスフリーな方法を見つけることが大切だと思います。
急ぎのタスクからやりがち
ToDoリストを作る際、私たちは多くの場合、数分で終わる簡単な作業から先に手を付けがちです。
それは、そうしたタスクが行動しやすいからです。
心理的には、複雑で時間がかかるタスクよりも、手軽に完了できるタスクから始める方が、始動エネルギーが少なく済むと感じられるためです。
たとえば、大量のタスクがリストアップされている時、特にテンションが下がっている時などは、時間のかかる重要なタスクに取り掛かるのは難しい。
そんな時、簡単に片付けられるタスクから手を付け、一旦「達成感」を得ることで、次のタスクに取り組むモチベーションを上げようとする傾向があります。
しかし、研究によれば
ToDoリストの項目の50%は当日中に終了し、特に1時間以内で終わるものが多いとされています。
これは、簡単なタスクが優先されがちであることの証左とも言えます。
この傾向を踏まえて、重要だけど時間がかかるタスクを最初に終える習慣を身につけることが、効率的なタスク管理に繋がり、より生産的な1日を送るカギとなるでしょう。
結局のところ、重要なタスクを先延ばしにしてしまうと、それが頭の隅にちょっとしたストレスとして残ってしまいます。
それを解消するためにも、重要なものから先に終え、その「達成感」を次のタスクへのエネルギーに変えましょう。
todoリストを持つよりもスケジュール管理
タスクをスケジュールに具体的に入れ、時間を設定する方が、ToDoリストを作成するより効果的です。
スケジュールにタスクを具体的に時間と共に設定することで、そのタスクに取り組むモチベーションが増し、タスクの完了がより容易になるからです。
成功者やビジネスリーダーたちは、具体的な時間とともにタスクをスケジュールに入れ、15分単位で管理しています。
これにより、時間が来たらすぐにタスクに取り組め、効率的に1日を過ごすことができます。
オリンピック選手のジャノンミラーさんも、分単位でスケジュールを管理し、タスクを効率的にこなしています。
これにより、限られた時間を最大限に活用してトレーニングや他の活動を行っています。
という方は、すべてのタスクを「診察」と見立て、その時間は絶対に他のことに使わないというマインドセットを持つと良いでしょう。
歯医者の診察を会議があったから15分遅れて行く、、、
なんて事ありえないですよね。
すべてのタスクを時間とともにスケジュールに入れ、それぞれのタスクを「診察」と見立てて取り組むことで、効率的にタスクをこなし、生産性を向上させることができます。
優先順位の付け方
ぼくは「優先順位を大切にする」というのが重要だと思います。
それは
大切な目標を達成するための最短ルートを作るカギだからです。
目標に向かって進む道は、優先順位を整理して、大切なことに集中することから始まります。
それ以外の行動は、時として目標から遠ざけるだけだとぼくは思います。
例えば、ぼくがブログを書く時、何を最優先に記事を書くかで、読者の反応は大きく変わります。
人の役に立つ情報を提供することを最優先にするか、自分の日常をただつづるか、その選択がブログの価値を大きく左右します。
我々の時間は限られています。
例えば、オリンピック選手たち。
彼らは金メダルを目指して、毎日、何に時間を使うかを厳選しています。
それは「優先順位」を明確にすることで、効率的に目標に近づけるからです。
と悩むこともありますよね。
ぼくも同じで、そんな時は他の人の意見を求めます。
読書をして、たくさんの知識や視点を吸収することで、自分の優先順位を見つめ直す手助けになります。
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参考【30・40代】大人になってから読書をしても効果なし?!
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だから、優先順位を明確にし、それに基づいてスケジュールを組むこと。
これが、目標達成への最短ルートだとぼくは確信しています。
それが、ぼくたちが持っている限られた時間を最も価値あるものに変える方法です。
まとめ
ココがポイント
1440分
と言われると1日って短いですよね。
1440分をいかに有効に使えるかが、ぼくらの鍵になってきます。
「todoリスト」を使わないやり方をぜひ学んで行動してください。
本記事では本書の1割もお話しできていません。
本書を読むことでもっと具体的に1440分の有効な使い方がわかります。
副業の時間を作れたり、残業時間を外ずれたりするヒントになること間違いなしです。
また、本書はAudibleで聞くことができます。
無料キャンペーン実施中なので、実質無料で読むことができます。
超お得なのでぜひ聞いてみてください。
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