読者の悩み
- 幸せがなんなのかわからなくなった
- 競走社会に疲れた
- 何に全力を注げばいいかわからない
本書から得られるもの
- 現代社会で注目すべき点
- サウナにいるおっさんが超幸せな理由
- 自分の定義を持つ大切さ
著者プロフィール
著者:箕輪厚介さん
- 幻冬舎に所属の編集長。
- 数多くの書籍を編集しヒット作を世に出している。
- 彼はセクハラ問題について報道され、活動自粛
- 本書「かすり傷も痛かった」ではその後の人生についても語っている。
本記事の概要
目次
第1章:[考え方]予定調和を破壊するな
第2章:[商売のやり方]自分の手だけでは金を稼ぐな
第3章:[個人の立たせ方]名前を売ると叩かれる
第4章:[仕事のやり方]手を止めて考えろ
第5章:[人間関係の作り方]当たり前の生活をせよ
第6章:[生き方]熱狂は気まぐれだ
箕輪さんが実際に体験したことを元に書いたこの本は、単なる機械が書く内容とは違います。
成功した後の困難を乗り越えて、真の幸せとは何かを探求した箕輪さんの思考は、我々にとって非常に貴重です。
【過去の自分】 周囲との熾烈な競争
周囲との熾烈な競争だけが全てではなく、それが幸せにつながるとは限らない
正直、箕輪さんってすごくパワフルはイメージがありました。
これまでたくさん競走に勝ってきたからこそ言える言葉だと感じます。
競走に勝つために努力することは大切ですが、それが全てではないです。
なぜなら、成功の定義は人それぞれだからです。
会社での成功や社会的な地位の向上だけが「幸せ」ではない。
多くの人が職場での成果や昇進を幸せと捉えがちですが、それが真の幸せかどうかは一概には言えません。
箕輪さんは以前の作品「死ぬこと以外かすり傷」で、競争の中での経験を共有しています。
しかし、後に文春砲を経験し、本当の幸せについて考え、新しい見解を持つようになったようです。
説得力がありとっても刺さります。
例えば
- 結果を出して30歳で主任に昇格したが、それだけが幸せではないと感じる人がいる。
- 仕事に一生懸命取り組むことが必ずしも幸せに繋がるとは限らず、家庭を顧みない仕事の仕方や、収入のためだけのグレーゾーンの仕事が真の幸せにつながるとは思えない。
- 近年、競争の中で苦しむ声が多く、優れた人でさえもストレスを感じている。
- 現代のエンタメ界では、ユーチューバー同士の熾烈な競争が見られるが、その中での勝者だけが幸せなのか疑問が持たれる。
箕輪さんは、これらの競争から「脱競争」し、自分の道を切り開くことが真の幸せへの道だと語っています。
自分自身のレールを作ることが最も重要だということです。
次章は本当の幸せについて語ります。
本当の幸せとは?自分の物差しが決める
本当の幸せは自分自身の物差しで決めるべきである
本当の幸せには「自分の物差し」が必要です。
なぜなら、人々が一般的に「幸せ」と考える要素、例えばお金や社会的地位など、は必ずしも真の幸せをもたらすものではないからです。
真の幸せは、個人の価値観や体験に基づいて定義されるものです。
- 本書にも「本当の幸せとは自分の物差しで決める」と明記されている。
- 社会的な成功や資産を持つことが絶対的な幸せを保証するものではない。
やはり、自分が何に幸せを感じるかが大事でになります。
例えば、健康、家族、お金の3つは幸せの要素として大事だが、その優先順位を誤ると幸せとは程遠い生活になります。
健康を犠牲にしてお金を追い求めると、真の幸せは得られないですよね。
お金が幸せとイコールではない例として、本書では「サウナの変なおっさん」の話が印象に残ってます。
ぼくも週2回サウナに行きますが、ずっとサウナにいる変なおっさんっているんです。
そのおっさんってすごく大富豪より幸せなんですよ。
そのおっさんにとって、資産80億円を持つ大富豪がワインを楽しむよりも、サウナの後のビールの瞬間の方が幸せです。
これは個人の価値観に基づく幸せの定義の一例です。
結論、社会的な指標や他者の価値観に左右されず、自分自身が何をもって幸せと感じるのかを真剣に考え、自分の物差しで幸せを測ることが大切ってことです。
【今後の行動】 プロセス自体を楽しめる表現を持つ
今後の行動として
プロセス自体を楽しむことができる表現力を持つこと
が重要であると考えます。
理由は4つ
- 現代の世界は情報や物で溢れかえっており、似たような製品やサービスは同じ価格帯で存在しているから。
- サービスの価格や性能だけでは差別化は難しい。
- 誰からそのものを買うかが選択のキーとなる。
- 自分の経験やプロセスを魅力的に表現する能力が求められる。
箕輪さんが本書で触れている
誰かが作った道での競争は意味がない
という考え。
他者と同じことをするだけではなく、自らの道を切り開き、その過程を楽しむことの重要性を示しています。
箕輪さんの実体験やこれまでの成功が、成功自体が全てではないという考えに変わったこと。
これは、経験と実績をもった人物からの意見であり、その説得力は高いです。
例えば、現代の消費者の動向として、商品やサービスの選択時に「あっちの店の方が安かった」という比較はインターネットの普及により少なくなってきています。
結論として、表現力を磨き、自分の経験やプロセスを魅力的に伝えることが、今後の成功への鍵になるわけです。
まとめ
読者の悩み
- 幸せがなんなのかわからなくなった
- 競走社会に疲れた
- 何に全力を注げばいいかわからない
本書から得られるもの
- 現代社会で注目すべき点
- サウナにいるおっさんが超幸せな理由
- 自分の定義を持つ大切さ
箕輪さんは本書で、成功が全てではなく、自らの道を切り開き、その過程を楽しむことの大切さを説いています。
経験豊富な彼のこの考えは、非常に説得力があります。
現代の消費者動向を鑑み、表現力を磨くことは、今後の成功への鍵となると言えるでしょう。
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